暁の間

のらりくらりと…

気がついてしまったこと

《あれ…もしかして》

 

片付けをしながらふと思いました。

 

 

 

母はほぼ元気になり、私と母は沢山お話をしていました。

途中母は買い物に出かけましたが、私と母は午前中から昼過ぎまでずっとお話していました。

 

今日は、昨日に缶が欲しくて思わず買ってしまった、チョコ入り缶の話から始まりました。

モロゾフが出した“ショコラな猫”シリーズのいちばん大きな缶です。

実は今年の両親へのバレンタインチョコはこのシリーズの小さい箱に入ったものです。

そちらと同じシリーズのものなので、本当は母親に見せないでひとりでこっそり開ける予定でした。

しかし、少し回復した母親に少しでも楽しい話題を提供したいと思いました。

この小さなワクワクを母親にも分けてあげたい、一緒に体験したい、そう思ったのです。

少しのネタバレになってしまいましたが、母親はこのシリーズの小さい箱が今年のバレンタインチョコだと知らないので良しとしましょう。

 

母はこの缶の開封式を見守ってくれました。

とても楽しそうに私が開ける様子を覗き、私がスマホのカメラで写真に収めるのを手伝ってくれました。

このチョコはここに置いた方が可愛いんじゃないかとか、これをここに置いたらもっとオシャレなんじゃないか、と試行錯誤してくれました。

そのおかげで私はワクワクが詰まった写真を撮ることが出来ました。

…お恥ずかしいので、写真は公開しませんが。

 

それから私たちのお話はテレビ番組で取り上げられていたお店のこと、商品のこと、ホテルのこと、母の過去のこと、最近のお家事情など多岐にわたりました。

私が初めて買ったお茶を母にご馳走もしました。

ちなみにそのお茶は無印良品の“国産穀物ブレンド茶”です。

 

母はその後、昼寝をすることにしました。

私は洗濯や掃除、ドラマ消費などやることは沢山あったのでそのまま起きていました。

片付けをしながら、ふと朝起きた時まであった苛立ちが消えてることに気がついたのです。

なんでだと考えると、意外にもすぐに答えが見つかりました。

“あぁ、寂しかったんだきっと”

スっと腑に落ちました。

 

一昨年の秋頃からほぼ毎日、父がお風呂に入っている間は私と母が2人きりになれる貴重な時間でした。

その時間がいつの間にか私にとって至福のときで、つい寝落ちしてしまって母親と話せなかった日があっても、心地よいと思えました。

それがここ数日、母が体調を崩してしまったためにその時間が取れずにいました。

その上、職場でも年明けに新たな後輩ができた関係でお話しずらい環境になった上に思うように仕事が出来ず、窮屈な毎日を送りました。

そのせいもあってか、知らず知らずに誰彼構わず構って構ってと(はっきりと言ってませんが)すがっていた気がいたします。

迷惑な限りです。

 

分かってはいたけれど、私ってこんなに寂しがり屋なんだなぁと苦笑いしながら作業を再開。

これは一人暮らしやっていけるのだろうか、とちょっとした不安を抱えながら、近い将来来るであろう一人暮らしに備えて断捨離をしました。

さ、やりたいことのために、したい生活を目指すための第一歩。

立ち止まらずに突き進むのみです。

 

 

 

…どうまとめたらいいのか分からなくなりました。

そのため今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。