暁の間

のらりくらりと…

初めてのお出かけ①

《やった!できた!》

 

安堵したのはとある休日の昼間でした。

 

 

 

先週の土曜日…

あの日は、待ちに待った後輩とのお出かけの日でした。

 

母親にはよく遊びに行く友達と会うと嘘をついて外出しました。

男性と2人で、しかも会社の人間と出かけると言うと少々面倒なことになりかねなかったので、母には申し訳ないけれど誤魔化してしまいました。

…念の為お伝えしておきますが、彼に恋愛感情はありませんよ?

彼には大切な想い人がいますからね。

私は友達のような感覚だと、一方的に思ってます。

 

方向音痴な私は、万が一迷子になってもいいようにと、待ち合わせ30分前に駅に到着するように予定を立てていました。

ただ、支度に少し時間がかかってしまったために結局到着したのは20分前になってしまいましたが…。

 

少し不安に思いつつ早足で向かうと、迷子にはならず、すんなりと目的の改札を見つけてしまいました。

そんなに慌てる必要なかったなと思いながら、近くの自販機で飲み物を買っていました。

そういえば、後輩から待ち合わせ時間の約5分前に着くと連絡あったなと思いつつ改札を出てスマホを確認しました。

“まだ時間があるな”

そう思った私はおもむろにYouTubeを開いて曲を聴きました。

カラオケで歌う曲の最終チェックです。

 

そうこうしているうちに、聞きなれた声が耳に入りました。

顔を上げると、後輩が歩み寄ってくるところでした。

“そういえば、普段制服だから彼の私服って滅多に見ないよな”

なんて思いつつ、さり気に上から下まで見ながら彼を連れて歩き始めると、彼も同じことを思ったのか私の私服を見ていました。

彼にとっての平常運転なのでいつもの事ではありますが、サラリと褒めてくるものだからこちらとしては満更でもない…。

“いい加減慣れろ”と叱咤しつつ、照れながらお礼を告げました。

 

この日の最初の目的は脱出ゲームでした。

彼にとっては人生初の試みで、私にとっては初めてよく会う友達がいない状態での参加となりました。

彼を成功に導けるか正直心配で少しドキドキしながら挑んだ今回のゲームは、建物の中を歩き回って謎を解いていく、時間無制限のタイプでした。

そのゲームは、“ブルーピリオド”という漫画とコラボしたものです。

 

ブルーピリオドとは、美術学校に通う学生の話だそうですが、実は私も彼もこの漫画を履修していませんでした。

私はブルーピリオドという万が一があることやアニメをやっていたことだけは把握していましたが、内容は一切知りません。

ただ、よく会う友達はこの脱出ゲームに既に参加しており、その子いわく“内容を知っていた方がいいけれど知らなくても楽しめる”との事だったので、参加しました。

 

結論から言うと、このゲームは無事クリアすることが出来ました。

所要時間は説明含めてピッタリ2時間でした。

とても面白い内容で、たしかに漫画の内容を知ってた方がより楽しめそうですが、知らなくてもかなり楽しめました。

このゲームをきっかけに、ブルーピリオドという漫画に興味を持ちました。

私は普段、漫画は電子書籍で購入しているので、電子書籍のセールやキャンペーンが始まったときに一気に買おうかと思います。

その時が楽しみです。

 

お昼ご飯にしようと、向かった先はスープストックです。

以前友達と初め入った時、とても美味しかったのでいつかまた入りたいと思っておりました。

彼は初のスープストックだったようで、とても楽しみにしていたようです。

すると、彼は私の昼食代も支払うと言ってくれました。

“なんか、2人で行くと毎回奢ってくれるのさすがに申し訳ないんだが…”

と思いつつも、お言葉に甘えて席に座って待つ事にしました。

今回私が選んだスープはビスクです。

しっかりとエビの味がしているのに、サラリと飲みやすく、とても美味しいものでした。

スープストックは定期的に通いたくなりますね…。

家の近くに欲しいです。

 

 

 

申し訳ございませんが、たった今夕食に呼ばれてしまいました。

続きはまた後日にします。

(誤字脱字のチェックは慌ててしましたが…沢山間違っていたらすみません。)

 

今回はこの辺で失礼致します。

どうぞごゆるりとお過ごしください。