暁の間

のらりくらりと…

数年ぶりの…!②

【数年ぶりの…!②】

 

《意味不な写真だなぁ(笑)》

と2人で笑いました。

 

 

 

おおよそ購入したかったものを買い終わった私たちは、乗り物巡りをしながら各エリアを回っていきました。
どの乗り物をどのように回ったのか、時間が経ってしまって忘れてしまいました。
しかし、乗ったことのあるものも乗ったことがないものもどちらも経験できたので、私はとても満足でした。
絶叫系が苦手な私に合わせて、彼女は色んなものを紹介してくれたのです。
だからこそ、私は飽きることは無かったし、ゆったりとした時間を過ごせました。
本当にありがたい限りです。

 

お昼は事前に調査していたお店でいただきました。
“ドックサイドダイナー”の“スパイシーチキンとエビのサラダヌードル”と“スパークリングカクテル”です。
サラダヌードルは思ったよりもクリーミーで辛さも控えめでした。
辛いものがあまり得意でない私でも美味しくいただけたので、おすすめです。
カクテルは飲みやすかったのですが、1つ問題があるがありました。
飲みやすさに騙されるアルコール度数だであったことです。
“あーー、アルコール回ってるなー”と冷静に認識できる程度ではあったので、なんら問題はございませんでしたが、気をつけないとしっかり酔っ払ってしまいそうです。

 

そういえば、偶然タイミングが合った水上パレードが始まるのを待っている間、少し手持ち無沙汰だったので写真撮影をしていました。
この日、私と友達は“あんさんぶるスターズ(以下、あんスタ)”の小さなフィギュアを連れてきていました。
私は“蓮巳敬人”と“大神晃牙”を、友達は“鬼龍紅郎”・“三毛縞斑”・“仁兎なずな”を連れてきました。
私は持ってきていた2人のフィギュアをおもむろにバックから取り出して並べると、それを見た友達が笑いながら3人のフィギュアを貸してくれました。
私はそれをありがたく借りて、5人を並べて写真撮影を始めました。
すると、なんてことでしょう。
このタイミングでちょうど水上パレードが始まったのです。
向こうから船がやってきて、ちょうどいい画角に収まったのです。
まるで狙ったかのような背景に私は大興奮でした。

 

それ以降もこのフィギュアを使って写真をあちこちで撮っていたのですが、その中で友達が一言、“意味不写真
(訳:意味不明な写真)”と言いました。
私は思わず吹き出して笑いました。
確かに、ディズニーシーにきたにもかかわらず、並べているのは“あんスタ”のフィギュア達です。
買ったばかりのぬいぐるみ達を使用して写真ももちろん撮っていましたが、“あんスタ”のフィギュアを使用しての写真撮影は傍からみたら異様な光景ですね。

 

時は急に進み、夕方頃のこと。
夜の水上パレードの場所取りをすると、友達が夕飯を買いに行ってくれました。
私は場所取りした場所を守るガーディアンとしてその場に残りました。
特に大した話し合いもせず役割が決まったのですが、それにはわけがありました。
それは、私が異常なまでな方向音痴だからです。
友達はそれを知っていたので、私を単独行動させたら二度とこの場所には戻って来れないと判断したのでしょう。
実の所、私も二度と戻って来れないという自信がありました。
…あってはいけない自信ですが。

 

そんなひとりでの待ち時間、手持ち無沙汰となった私は再び“意味不写真”を撮影していました。
フィギュアの配置を割と真剣に考えて、満足いく写真を撮ると友達に送り付けました。
しばらくして友達が戻ってきました。
送り付けた写真を戻った後に確認した彼女は“平和な写真だ”と笑ってくれたので、ちょっと満足しました。

 

私が御手洗に席を外し、ついでに周りの写真撮影をして遊んでいると、彼女から一枚の写真が送られてきました。
彼女もまた、私が戻るまでの手持ち無沙汰な時間を利用して“意味不写真”を撮影していたようです。
もはやディズニーが一切関係ないその写真でしたが、何故かとても素敵に見えました。
さすがカメラが趣味なだけのとこあって、彼女が撮る写真はどれもこれも綺麗でオシャレで羨ましい限りです。

 

夜の水上パレードは実に素敵でした。
とても綺麗で、パレードで使用された船や機材はとても迫力がありました。
友達曰く“変態”な作りだという事でしたが、本当にその通りでした。
ぜひ皆様にも実際に見ていただきたいので、詳細はお伝えいたしません。

 

水上パレードのストーリーもとても素敵な内容でした。
ディズニー映画はあまり詳しくないのですが、それでも素敵だと思えました。
映画を見ていたらより楽しめただろうと思います。
思わず私は友達に、後で水上パレードで出てきた映画全部教えてと伝えたくらいです。
この有給休暇消化中に見れたらいいなと思ってます。
(別れたあと、画像付きで映画の題名を送ってくれたのでとても助かりました。)

 

楽しみにしていた花火が中止になってしまったので、私たちのディズニーシーの日はこれにて終了となりました。
40周年、とても華やかでした。
どこを歩いてもカラフルで可愛らしくてオシャレで、あちこちに飾られたガーランドや壁画は私たちの心を踊らせてくれました。
もし期間中にもう一度行く機会があれば、今度はディズニーランドに参戦しようかなと思ってます。

 

皆様はもう40周年に参加されましたか?
とてもオススメですので、ぜひ参加してみてくださいね。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼致します。
どうぞこゆるりとお過ごしください。

 

 

 

【おまけ】

〜昼ごろのトイレ休憩〜

“ねぇ、転んですぐ患部抑えて正解”
“ん?”
“打撲だけじゃないわ”
“え?”
“ガッツリ擦りむいてるw”
“ねぇーw”
“おかげで血だらけよズボン”
“そりゃそうでしょw”
“洗濯大変…”
“あーあ”

数年ぶりの…!①

《来たぞーーー!!!!!》

 

そう心の中で叫びました。

 

 

 

時は遡り6月。
私はオタク友達と2人でディズニーシーに乗り込みました。
私はコロナ前に行ってからずっとシーもランドも訪れていなかったため、実に数年ぶりとなる夢の国でした。
実はこのいつものオタク友達、“A3!”や“あんさんぶるスターズ”オタクと言うだけでなく、“ディズニー”オタクでもあるのです。
誰もが認める方向音痴の私を導くべく、共に乗り込んでくれました。
(彼女も行きたかったようで、楽しみにしていてくれたようです。)

 

この日、元々予定より早く行く予定だったのですが、前日になって彼女もその時間に合わせてくれると言うので、急遽予定より早く集まることになりました。
その関係もあって少し慌てていた私は、地元駅のエスカレーターで盛大に転んでしまうというアクシデントに見舞われました。
その時少し前にいたお姉さんをタッチしてしまったので、尚更焦りました。
ただ、状況が状況だったためにお姉さんは優しく“大丈夫ですか”と声をかけてくださいました。
私は大慌で謝罪とお礼を言って、エスカレーターを足早に登っていきました。
(念の為にお伝えしておきますが、走ってはおりません。)

 

ホームに到着して乗車列に並んで落ち着くと、患部を確認するよりまず先に転んで強打したところを手で強く押さえ込みました。
痛みの感覚からして打撲だろうと思い、痣を少しでも軽減させるべく電車が来るまでそのままでいました。

 

その後、無事にたどり着いた私は、事情を知るオタク友達が近くのお店を見て回ったり調べたりして医療品を探してくれました。
(ついでに私が買い忘れた目薬も探してくれました。)


大丈夫だから、となだめてディズニーシーに乗り込むべくモノレールへ足を運びました。

無事入場すると、私の今回の目的を果たすべくまずショップを見て回りました。
まずは40周年限定グッズのガーランドです。
ガーランドは種類が豊富で、友達と2人で何色にするかしばらく悩んでしまいました。
厳選した1つを購入して店を出ると、早速私たちはバックにつけてみました。

思っていた以上に可愛くて、とても気分が上がりました。
キャストさんも小さいガーランドを身につけており、同じガーランドをつけていると“お揃いですね!”と満面の笑みで声をかけてくれます。
それがちょっと嬉しくて、“あ、ホントだ!いえーい♪”と手を振ってしまいました。
今思えばとても恥ずかしいですね…。
でもあの時は夢の国にいたのですから、きっと問題ない…はずです。

 

さて、ガーランドの次はダッフィーたちのグッズがあるお店へに向かいました。
私はダッフィーとジェラトニーがお気に入りで、ダッフィーの40周年衣装のぬいぐるみバッチと、ジェラトニーがバルーンに乗った小さいぬいぐるみが欲しかったのです。
どの子にしようか悩んでいると、友達が手慣れた手つきでぬいぐるみたちを見て回り、“この子はどう?”と差し出してくれました。
その子はとても可愛らしくて、一瞬で一目惚れしました。
なんでも、友達は可愛いお顔をしたぬいぐるみを探し出すのが大の得意なんだとか。
実際、私は普段20分以上はかかるこの厳選タイムを彼女は数分でやってくれたのです。
私は大満足してその子たちをお迎えしました。
ちなみに彼女は“Duffy and Friends”ですとオルが好きらしく、同じくバルーンに乗ってるシリーズを購入してました。
その子たちも店を出るとすぐにカバンに着けて連れ歩きました。

時折、私が脱走(迷子)になっていかを確認し、撫でていたりすると、その度に友達は小さく笑ってくれました。

 

 

 

長くなったのでこの辺で失礼致します。
どうぞごゆるりとお過ごしください。

近況報告

皆様、お久しぶりです。

最近更新できなくて、申し訳ございません。
時間が取れたので、“近況報告”と題しまして、短いブログを記載させていただきます。

 

 

 

ここ数日はバタバタと忙しい日々でした。
一人暮らしの支度をする傍らで旅行の支度をし、その上友達と沢山遊んでいました。
おかげでヘトヘトです。
その分ストレスもしっかり溜まって、ストレスとの戦いを強いられていますが、それでも楽しい時間が多いです。

 

さて、一人暮らしの件ですが、無事に物件が決定いたしました。
まだ鍵を貰っていない上に採寸もしてないからどうしようもないのですが、とにかく荷物の整理だけは至急進めようと思います。
なんか、“どうぶつの森”のようでワクワクしますね…。
楽しみです。

 

そして、直近でまちかまえているのは旅行です。
初めての一人旅…緊張いたしますが、とても楽しみです。
旅行先には友達が住んでいて、そこで合流する予定です。
…まぁ、直近、と言いつつも実は今なんですけどね。


実はこの記事は飛行機の中で書いているんです。
スマホのメモアプリに入力して、コピペしようという魂胆です。
当然と言えば当然ですが、ブログをアップする時は日時が異なります。

このブログをアップした時はいつどこで何をやっているのか、私もまだ分かりません。
未来のための温存ブログ、とでもいいましょうか…。

 

なんか、一人旅ならでわな気がしませんか?
連れがいたら、ブログの温存なんてやらずにおしゃべりしてると思います。

 

皆様は一人旅をしたことがございますか?
その際は移動時間はどのように過ごしていらっしゃるのでしょうか…。

おや、機内ドリンクサービスとカートが来ましたね。
ここで一旦ゆっくりすることに致します。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼致します。
どうぞごゆるりとお過ごしください。

最終出社を終えて②

《いろいろあったなー》

 

思いを馳せた数日間でした。

 

 

 

お食事会の時間に合わせて残業させてもらえることになった私は、要の上司と2人でお話をしながら、私にとって最後の仕事をこなしていました。

ディズニーシーであったこと、今後のこと、ちょっとした思い出話…そんな他愛もない話ばかりでしたが、穏やかで楽しい時間でした。

そんなとき、早上がりで先に店に向かっていたはずの可愛い後輩が唐突に職場に現れました。

なんでここにいるのかを聞こうとすると、それを封じるかのように彼は“今までありがとう”と告げて私に何かを差し出しました。

私は驚いて語彙力を完全に失い、差し出されたものと彼を交互に見ながらそれを受け取りました。

差し出されたそれは、人生で一度も渡されたことがないくらいの大きな花束でした。

 

受け取った時は何が何だか分からなくて大混乱をしていましたが、一呼吸おいてもう一度花束を見つめると、その配色にとても心当たりがありました。

緑の花をメインとし、差し色で紫っぽい青の花、包装紙の内側とリボンは赤(臙脂色?)…外側は邪魔をしないクラフト紙のような色でした。

まさか、と思い返したのは前日のお昼すぎの記憶でした。

 

あの時、彼は唐突に私に“あんさんぶるスターズ(以下、あんスタ)”の推し(蓮巳敬人)が属する“紅月”のユニットの色について聞いてきました。

彼の口から“あんスタ”の話が唐突に出るのは今に始まったことでは無いので、特に何も気にせずに各キャラクターの色を教えました。

まさにその花束はその子たちのイメージカラーだったのです。

(後で聞いた話ですが、会社から少し離れたところにある花屋さんに“紅月”の画像を見せて、このキャラクターたちのイメージで作って欲しいと依頼したそうです。)

 

残業を終える直前、可愛い後輩の提案でその場にいた要の上司と可愛い後輩と私の3人で写真を撮ることにしました。

自撮り慣れしてない2人に苦笑いしながらも、私は特に手を触れずにされるがままにしていました。

今思えば私が撮ればよかったかもしれませんが、これはこれでいい思い出です。

(後日、その写真を後輩がLINEで送ってくれたのですが、その一言が“三奇人”だったので思わず紅茶を吹き出しそうになったのはここだけの秘密です。)

(“三奇人”は“あんスタ”で登場する3人のキャラクターの総称です。)

 

待ち合わせ場所で無事合流した別部署の仲のいい上司と可愛い後輩と共に会場へ向かうと、フレンドリーな方が出迎えてくれました。

とても優しいお母さんのような、そんな印象を受けました。

 

お酒とお料理が届くまでに行われたのがプレゼント交換会でした。

私のLINEにはいつの間にか、仲のいい上司からLINEギフトが届いていました。

中身は自分で色が選べるタイプのギフトで、イブサンローランの口紅でした。

“これって確かとっても高いやつでは?”と震えたのは言うまでもありません。

 

私は2人にディズニーシーのお土産を渡した後、それぞれ宛にプレゼントを渡しました。

仲のいい上司もまた、すぐに退職されることが決まっていたので、お礼のプレゼントとして用意していました。

可愛い後輩にも、“今までありがとう”の気持ちと“がんばれ”の気持ちを込めて用意いたしました。

仲のいい上司にはディズニーリゾート40周年記念のグッズとオマケで“タカノのフルーツチョコレート”を少しだけ入れてラッピングしたものを渡しました。

後輩には前に東京タワーを訪れた時に購入したカード型のお守りを手渡しました。

 

後輩から花束をいただいていたのでもうないだろうと思っていたのに、まだプレゼントがありました。

仲のいい上司にも私と同じ理由でプレゼントを手渡していました。

私は濃い緑色のラッピング袋を渡されたので、早速開封してみると、中にはお手紙と可愛らしいラッピングがされたものが入っていました。

開けてみると、そこには貝パールだと思われる大粒のもの1つがついたネックレスが入っていました。

ただのパールではなく、その上に猫が乗っかっているようなデザインのもので、とても可愛らしいのです。

首には青いリボンが巻かれているようで、それもアクセントになってとても素敵でした。

 

ただ、この時期は汗を沢山かいてしまうので、もう少し暑さが落ち着いたらつけようと思います。

大切に長く使いたいものは使うタイミングをこだわりたくなる主義なので…。

(ここぞと言う時は問答無用でつけます。)

 

その後は他愛もない話をしながらお食事を楽しんでお開きとなりました。

これからは会社の仲間ではなく、友達として付き合っていけたらいいなと、淡い期待を寄せながら、私は帰りの電車に揺られて一眠りしたのでした。

 

これにて、私の秘密のプロジェクト〜転職〜は幕を閉じました。

とは言っても、今度は新たな人生の幕開けが待っています。

それまでおよそ1ヶ月…。

私は自分の身の回りを整えながら、思い切り大人の夏休みを堪能して、新たな人生を歩み始めようと思います。

 

皆様どうか、こんな未熟な私を見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼致します。

どうぞごゆるりとお過ごしください。

最終出社日を終えて①

《実感わかないな…》

 

そう呟いた翌日の昼下がりでした。

 

 

最終出社日を迎えたあの日。

私は実感がわかないまま、身の回りの整理をしていました。

私は片付けをしながら寂しさの気を紛らわせるように、その場にいた要の上司に先日訪れたディズニーシーの話題を持ちかけて盛り上がっていました。

(※ディズニーシーの話はまた後日改めてブログにいたします。)

 

そんな中、朝一番に仲の良かった他部署の男性の上司の方が突撃してきました。

彼は普段、1つ話しかけたら100にして返ってくるくらいのネタや考えを持っている方で、“しつこいうるさい”と思うことも多々ありました。

しかし、そんな彼の良さは優しいところと知識が豊富なところだと思っています。

それであるが故に、私は彼のことは嫌いではありませんでした。

時間があるような日であればじっくり話を聞いてみたいと思っていました。

 

そんな彼はなんの前触れもなく突撃してきたかと思えば、私にプレゼントを渡して嵐のように去っていきました。

なんでもこの日、“俺、午後居ないからさ!”ということで、朝一番に乗り込んでプレゼントを渡そうと思ったそうです。

“大したものじゃないけんだけどね!今までありがとうございました。”そう一言告げて去っていきました。

心做しかちょっと照れているようにも見えました。

 

そんな怒涛の始まりを告げた最終出社日。

総務と最後のバトルに打ち勝って、自分のテリトリーで仕事をしていると、今度はいつもの仲のいい他部署の上司の方が降りてきてくださいました。

例の偶然に私とほぼ同じタイミングで退職の旨を会社に伝えたという、あの方です。

あの方も私が総務と戦った後に呼び出されて、少し虐められてしまったようでした。

私に負けた当てつけでしょうか…申し訳ない。

そんな彼女の話を聞いたあと、彼女にほぼ毎日開催されるお昼ご飯女子会に今日は参加すると告げました。

 

お昼休み、宣言通り食堂に向かいました。

そこにはいつも女子会に高確率で参加している人達が勢ぞろいしていました。

私と話すために集まってくれたようです。

今年の4月に他部署に入社したばかりの可愛らしい後輩ちゃんも一緒です。

(例の仲のいい他部署の上司の方と同じ部署の子です。)

その子は入社時研修で私の部署に来た時に付きっきりで面倒を見ていたため、思い入れのある子でした。

とはいえ、まだ数ヶ月の付き合いですし別の部署であることから、あまり接点はございませんでした。

それにもかかわらず、彼女は私にプレゼントを用意してくれたのです。

私が思わず泣きそうになったのはここだけの秘密といたしましょう。 

(この後、この後輩ちゃんと連絡先を交換しました。)

 

まさかこんなに他部署の方に好かれているとは思ってもいなかったので、それだけでも嬉しかったです。

私と最後の交流をするために急遽集まってくれた彼女たちに感謝感激でした。

 

さて、この日の後半のお話をし始めるととてつもなく長くなりそうなので、今回はここまでにいたします。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。

 

 

 

【お知らせ】

最終出社日を迎え、しばらくの間有給休暇消化のためにお休みが続くこととなりました。

つきましては、土日祝を含めまして7月末日まで不定期投稿となります。

予めご了承ください。

それでは、今後ともどうが暖かく見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

最終出社に向けて。

《ついにか、》

 

そう思った夕方でした。

 

 

 

最終出社日が間近に迫った本日。

全く実感がわかないまま一日を終えようとしています。

 

この日常が終わって、しばしのお休みの後に待ち受ける新しい日常がもうすぐやってくる…。

そう思うと不安で不安で怖気付いてしまいます。

けれど、もう決まったことですし、私もそれを本当は望んでいるのですから、きっとこれは間違いでは無いでしょう。

 

私に出来ることは最初から今に至るまで、結局かなり少なかったけれど、それでも多少爪痕を残せたようなので私は満足です。 

私を少しでも頼りにしてくれた方々、心の支えだと思ってくれた方々がいらっしゃるだけで本当に嬉しいのです。

そして“今後は会社の仲間としてではなく友達になれるよね…?”と思ってくれている方々も少なからずいると、今日分かりました。

前から言われていましたし、私もそれを望んでいたのですが、正直本当にそう思ってくださっているのか、不安でした。

やめた途端に手の平を返すのでは無いかと、怖くて仕方がありませんでした。

けれど、この方々はどうやら本当に友達になりたいと思ってくださっているようでした。

 

私が今後、この方々のためにしてあげられることとしたら、愚痴を聞くことと気分転換に付き合ってあげることくらいでしょう。

気分転換はわたしにとっても気分転換になります。

趣味の合う合わないはうまく探らなくてはならないのがなかなか難しそうですが、それすらも楽しみで仕方がありません。

 

どうか、ほんの少しでも彼・彼女たちの心の支えなれていますように…。

 

この思いを胸に最後の日を迎えたいと思います。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。

父の日

《父の日だから。》

 

素っ気なく言いながら渡しました。

 

 

 

この間の日曜日は父の日でしたね。

先日お伝えした通り、今年は父の日にプレゼントをしようと、準備しておりました。

父の日にプレゼントする定番が今ひとつ分からなかったので、彼が好きそうなお菓子を探し出しました。

 

この日、私は出かける予定がありました。

父親に長時間捕まるのを防ぐため、私がわざと出かける直前に“ふと思い出した”という顔をして渡しました。

すると父は驚区と同時に、この日が父の日であることを思い出しました。

“みんな忘れがちな父の日…。ありがとう”

とこちらに目もくれずに受け取りました。

…今思えば、彼は嬉しさ半分、気恥しさ半分で目を伏せてしまったのかもしれませんね。

ちょっと素っ気なく渡してしまったのは誤算でしたが、それでも父は喜んでくれたのでそれはそれでいいかと何も無かったことにしてしまいました。

 

彼に渡したお菓子は“TAKANO”の“フルーツチョコレート”です。

YouTubeでたまたま流していた生活音動画で、“小さい頃から好きなお菓子だったので懐かしさで買ってみた”と言ったような趣旨のことが字幕で出されました。

袋から出して可愛いボトルに詰め替える様子がそこに映し出され、それが妙に可愛らしく見えたのです。

1粒1粒キャンディ包みになっているチョコレートたちが透明なボトルに沢山入っているその姿はとても魅力的でした。

 

6つのお味があるのですが、全て封を開けて中を見せてくれました。

そのコロンと丸く小さいそのフォルムとチョコレートの色がとても可愛くて、完全に一目惚れでした。

 

父はチョコレートも好きですし、フルーツも大好きです。

これはピッタリなのではないかと、私はネット通販で少量サイズを購入しました。

少量サイズにはリボンが着いているので、そのまま渡してもまるでラッピングして物のように見えるので、問題ありません。

むしろ可愛いので、これを隠してしまうのはもったいないと思います。

そしてそのついでに、お得パックを自分用にひとつ購入しました。

 

用事が終わって帰宅し、しばらくたったころ。

父は私が出かけている間に開封して食べてくれていたようです。

とても気に入ってくれたようで、“私や母に味見する?”と聞いてきてくれたほどでした。

ちなみにその時既に私も母も食べていて味がわかっていたので、丁重にお断りしました。

私が母におすそ分けをとして1粒あげていたのです。

 

(ちなみに母は柑橘系が苦手なので、フルーツには抵抗があります。)

(ただ、マンゴーや桃、メロンといった甘いものは大好きです。)

 

父がお気に召すものを見つけられてほんとに良かったと思います。

やはり、プレゼントするからには喜んでもらえないと悲しいですからね…。

 

ところで、皆様は父の日には何をしましたか?

サプライズとしてプレゼントを渡すのもいいと思いますし、一緒にお出かけするのもいいかもしれませんね。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。

 

 

 

【おまけ】

 

“ピッ(※母を密かに呼び寄せる合図)”

“!(テケテケテケ”

“へへっ、あげる!”

“かわい…なにこれ?”

“タカノのフルーツチョコレート”

“へぇ…、…黄色いのは危ないんだよね”

“(レモンを警戒してるのかな)”

“マンゴーあるよ〜”

“かわいい…ボトルに詰め替えたの?”

“そそ、YouTuberの真似っ子!”

“飾っときたくなるね…、っん、美味し!”

 

〜この後、お気に入りスペースに飾った〜