暁の間

のらりくらりと…

最終出社日を終えて①

《実感わかないな…》

 

そう呟いた翌日の昼下がりでした。

 

 

最終出社日を迎えたあの日。

私は実感がわかないまま、身の回りの整理をしていました。

私は片付けをしながら寂しさの気を紛らわせるように、その場にいた要の上司に先日訪れたディズニーシーの話題を持ちかけて盛り上がっていました。

(※ディズニーシーの話はまた後日改めてブログにいたします。)

 

そんな中、朝一番に仲の良かった他部署の男性の上司の方が突撃してきました。

彼は普段、1つ話しかけたら100にして返ってくるくらいのネタや考えを持っている方で、“しつこいうるさい”と思うことも多々ありました。

しかし、そんな彼の良さは優しいところと知識が豊富なところだと思っています。

それであるが故に、私は彼のことは嫌いではありませんでした。

時間があるような日であればじっくり話を聞いてみたいと思っていました。

 

そんな彼はなんの前触れもなく突撃してきたかと思えば、私にプレゼントを渡して嵐のように去っていきました。

なんでもこの日、“俺、午後居ないからさ!”ということで、朝一番に乗り込んでプレゼントを渡そうと思ったそうです。

“大したものじゃないけんだけどね!今までありがとうございました。”そう一言告げて去っていきました。

心做しかちょっと照れているようにも見えました。

 

そんな怒涛の始まりを告げた最終出社日。

総務と最後のバトルに打ち勝って、自分のテリトリーで仕事をしていると、今度はいつもの仲のいい他部署の上司の方が降りてきてくださいました。

例の偶然に私とほぼ同じタイミングで退職の旨を会社に伝えたという、あの方です。

あの方も私が総務と戦った後に呼び出されて、少し虐められてしまったようでした。

私に負けた当てつけでしょうか…申し訳ない。

そんな彼女の話を聞いたあと、彼女にほぼ毎日開催されるお昼ご飯女子会に今日は参加すると告げました。

 

お昼休み、宣言通り食堂に向かいました。

そこにはいつも女子会に高確率で参加している人達が勢ぞろいしていました。

私と話すために集まってくれたようです。

今年の4月に他部署に入社したばかりの可愛らしい後輩ちゃんも一緒です。

(例の仲のいい他部署の上司の方と同じ部署の子です。)

その子は入社時研修で私の部署に来た時に付きっきりで面倒を見ていたため、思い入れのある子でした。

とはいえ、まだ数ヶ月の付き合いですし別の部署であることから、あまり接点はございませんでした。

それにもかかわらず、彼女は私にプレゼントを用意してくれたのです。

私が思わず泣きそうになったのはここだけの秘密といたしましょう。 

(この後、この後輩ちゃんと連絡先を交換しました。)

 

まさかこんなに他部署の方に好かれているとは思ってもいなかったので、それだけでも嬉しかったです。

私と最後の交流をするために急遽集まってくれた彼女たちに感謝感激でした。

 

さて、この日の後半のお話をし始めるととてつもなく長くなりそうなので、今回はここまでにいたします。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。

 

 

 

【お知らせ】

最終出社日を迎え、しばらくの間有給休暇消化のためにお休みが続くこととなりました。

つきましては、土日祝を含めまして7月末日まで不定期投稿となります。

予めご了承ください。

それでは、今後ともどうが暖かく見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。