最終出社に向けて。
《ついにか、》
そう思った夕方でした。
最終出社日が間近に迫った本日。
全く実感がわかないまま一日を終えようとしています。
この日常が終わって、しばしのお休みの後に待ち受ける新しい日常がもうすぐやってくる…。
そう思うと不安で不安で怖気付いてしまいます。
けれど、もう決まったことですし、私もそれを本当は望んでいるのですから、きっとこれは間違いでは無いでしょう。
私に出来ることは最初から今に至るまで、結局かなり少なかったけれど、それでも多少爪痕を残せたようなので私は満足です。
私を少しでも頼りにしてくれた方々、心の支えだと思ってくれた方々がいらっしゃるだけで本当に嬉しいのです。
そして“今後は会社の仲間としてではなく友達になれるよね…?”と思ってくれている方々も少なからずいると、今日分かりました。
前から言われていましたし、私もそれを望んでいたのですが、正直本当にそう思ってくださっているのか、不安でした。
やめた途端に手の平を返すのでは無いかと、怖くて仕方がありませんでした。
けれど、この方々はどうやら本当に友達になりたいと思ってくださっているようでした。
私が今後、この方々のためにしてあげられることとしたら、愚痴を聞くことと気分転換に付き合ってあげることくらいでしょう。
気分転換はわたしにとっても気分転換になります。
趣味の合う合わないはうまく探らなくてはならないのがなかなか難しそうですが、それすらも楽しみで仕方がありません。
どうか、ほんの少しでも彼・彼女たちの心の支えなれていますように…。
この思いを胸に最後の日を迎えたいと思います。
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
どうぞごゆるりとお過ごしください。