暁の間

のらりくらりと…

写真

《わぁ…!》

 

自分の目が輝いたのを感じとりました

 

 

 

日曜日。

この日は午前中に用事があったので、その用事ついでに買い物とあるものの受け取りを済ませることにしました。

 

用事を済ませると、私はまず買い物を猛スピードで終わらせました。

というのも、この日は父親が家にいるので昼ごはんの時間に融通がほぼ効かないのです。

父親は昼食の時間に何故かとてもこだわりを持っているで、その時間よりも早くてもだめ、遅くてもダメなのです。

(外出時の外食は除きます。)

それ故に、彼がいる時はほぼ同じ時間帯に昼が提供されるため、どうしてもその時間には帰らなくてはならないのです。

それ故に、彼がいる日の午前中に買い物は普段しないのですが、こればかりは仕方ありません。

 

買い物を済ませると、向かった先は写真屋さんでした。

ご想像の通り、この写真屋さんは私が友人の結婚式当日に着飾った私の姿を写真に収めてもらった場所です。

その写真の現像とメディア化(CDに入れてもらうこと)依頼していたのですが、それが完成したとのことで、受け取りに行ったのです。

 

レジでその旨を伝えると、大切そうにそれらが入った袋を持ってきてくれました。

その中から1枚ずつ写真たちを見せてくれました。

 

“わぁ…!”

 

声には出さなかったものの、一瞬で自分の表情が変わるのを感じました。

それらは想像していた以上の綺麗さだったのです。

ゲストドレスの色もしっかり出ていますし、レースの細かい柄も驚くほど鮮明に映し出されていました。

写真屋さんの写真ってこんなに綺麗に移るんだっけ…?”と本気で思ったくらいです。

やはり、スマホで撮ったものとは天と地ほど違います。

本当に大切な記念のものにしたいと思ったら、写真屋さんに行って写真を撮ってもらうのが1番ですね。

今回、それがよくよく分かりました。

また何かあったらここに頼もうかなと、そう思いました。

 

さて、後日。

母が写真を入れるためにアルバムを買ってきてくれました。 

その時に私は預かっていた母の分の写真を手渡しました。

 

一通りやることを終えて私が写真を入れようとすると、母が私の部屋を訪ねてきました。

顔を上げると、母はセッティング済みのアルバムを見せてくれました。

どうやら早速アルバムに収納してくれたようです。

私は母の真似をして同じような並びで自分のアルバムに写真を入れると、母は満足気に“やっぱり綺麗だね…”と優しい目付きで写真を眺めました。

 

私は別途、お気に入りの写真を2枚、2L版で現像してもらっていました。

その分のアルバムも母が買ってきてくれたので、そこに2枚の写真を見開きになるように入れると、片付けておいたスペースに開いた状態で立てて飾ってみました。

支えがない状態で立てていたので、ページがめれそうになりました。

私はそのスペースを片付ける前に飾っていたフィギアを取り出すと、見開きにしたい写真が入ったページのあいだに置きました。

ページはめくれることが無くなりましたが、今度は後ろに倒れないか心配になりなりました。

この時点でスタンドを買う事にすればいいのに、何故かその状態で飾ることにこだわりを持っていました。

仕方なく、私はアルバムの後ろに片付け途中だった“高遠丞”のポストカードがはいった透明な写真立てを置いて支えとしました。

地震が来たら直ぐに倒れますが、ちょっとぶつかったくらいでは倒れないくらいにはなったと思います。

 

少し寂しかったので、アルバムの両脇に小さめの人形を飾って完成としました。

数日たったいまでも、そのスペースは私のお気に入りで、未だにキラキラ輝いている気がします。

 

皆様はご自身の部屋にキラキラしたスペースはありますか?

物理的にキラキラしてる必要はございません。

見ていてワクワクッとするようなお気に入りの場所をひとつでも作ると、そこが目に入る度に幸せな気分になりますよ。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしくだい。