暁の間

のらりくらりと…

数年ぶりの…!①

《来たぞーーー!!!!!》

 

そう心の中で叫びました。

 

 

 

時は遡り6月。
私はオタク友達と2人でディズニーシーに乗り込みました。
私はコロナ前に行ってからずっとシーもランドも訪れていなかったため、実に数年ぶりとなる夢の国でした。
実はこのいつものオタク友達、“A3!”や“あんさんぶるスターズ”オタクと言うだけでなく、“ディズニー”オタクでもあるのです。
誰もが認める方向音痴の私を導くべく、共に乗り込んでくれました。
(彼女も行きたかったようで、楽しみにしていてくれたようです。)

 

この日、元々予定より早く行く予定だったのですが、前日になって彼女もその時間に合わせてくれると言うので、急遽予定より早く集まることになりました。
その関係もあって少し慌てていた私は、地元駅のエスカレーターで盛大に転んでしまうというアクシデントに見舞われました。
その時少し前にいたお姉さんをタッチしてしまったので、尚更焦りました。
ただ、状況が状況だったためにお姉さんは優しく“大丈夫ですか”と声をかけてくださいました。
私は大慌で謝罪とお礼を言って、エスカレーターを足早に登っていきました。
(念の為にお伝えしておきますが、走ってはおりません。)

 

ホームに到着して乗車列に並んで落ち着くと、患部を確認するよりまず先に転んで強打したところを手で強く押さえ込みました。
痛みの感覚からして打撲だろうと思い、痣を少しでも軽減させるべく電車が来るまでそのままでいました。

 

その後、無事にたどり着いた私は、事情を知るオタク友達が近くのお店を見て回ったり調べたりして医療品を探してくれました。
(ついでに私が買い忘れた目薬も探してくれました。)


大丈夫だから、となだめてディズニーシーに乗り込むべくモノレールへ足を運びました。

無事入場すると、私の今回の目的を果たすべくまずショップを見て回りました。
まずは40周年限定グッズのガーランドです。
ガーランドは種類が豊富で、友達と2人で何色にするかしばらく悩んでしまいました。
厳選した1つを購入して店を出ると、早速私たちはバックにつけてみました。

思っていた以上に可愛くて、とても気分が上がりました。
キャストさんも小さいガーランドを身につけており、同じガーランドをつけていると“お揃いですね!”と満面の笑みで声をかけてくれます。
それがちょっと嬉しくて、“あ、ホントだ!いえーい♪”と手を振ってしまいました。
今思えばとても恥ずかしいですね…。
でもあの時は夢の国にいたのですから、きっと問題ない…はずです。

 

さて、ガーランドの次はダッフィーたちのグッズがあるお店へに向かいました。
私はダッフィーとジェラトニーがお気に入りで、ダッフィーの40周年衣装のぬいぐるみバッチと、ジェラトニーがバルーンに乗った小さいぬいぐるみが欲しかったのです。
どの子にしようか悩んでいると、友達が手慣れた手つきでぬいぐるみたちを見て回り、“この子はどう?”と差し出してくれました。
その子はとても可愛らしくて、一瞬で一目惚れしました。
なんでも、友達は可愛いお顔をしたぬいぐるみを探し出すのが大の得意なんだとか。
実際、私は普段20分以上はかかるこの厳選タイムを彼女は数分でやってくれたのです。
私は大満足してその子たちをお迎えしました。
ちなみに彼女は“Duffy and Friends”ですとオルが好きらしく、同じくバルーンに乗ってるシリーズを購入してました。
その子たちも店を出るとすぐにカバンに着けて連れ歩きました。

時折、私が脱走(迷子)になっていかを確認し、撫でていたりすると、その度に友達は小さく笑ってくれました。

 

 

 

長くなったのでこの辺で失礼致します。
どうぞごゆるりとお過ごしください。