暁の間

のらりくらりと…

無数の傷

《あれま……》

 

最初に気がついたのは昨夜のことでした。

 

 

 

先週作った足の腫れはすっかり引いてくれましたが、どす黒いあざになってしまいました。

その様子を見たくて、お風呂上がりに足を眺めていました。

すると、想定外のものを多数見つけてしまいました。

少なくとも日曜日の時点ではなかった、小さな無数のあざとかすり傷のようなものを見つけたのです。

たった一日の仕事だけでこんなに怪我したのかと驚きながら、思わずその数を数えてしまいました。

10を超えたあたりで面倒になり、数えることを放棄しました。

あまりに多かったことと、どれも軽傷だったということで、全て特に何も処置を施さずにそのままにしておくことにしました。

 

本日になって、今度は精神的な細かい傷を負ったようで、一人きりの時にまさに言葉通りに頭を抱えました。

誰もいないところでしゃがみながら頭を本当に抱えて唸っていると、たまたま通りがかった別部署の仲のいい上司の方が訪ねてきました。

私はほっとして、彼女にことの次第を全て話しました。

すると、彼女は自分の部署の頼れる方に話を通してくれるとおっしゃいました。

本当にありがたい限りです。

 

荒んだ心になると散財しがちですよね。

しかも今日は元々買い物の用事があります。

かなり気をつけて行動しないと何を買うか分かりませんね…。

目的のものを手にしたら即レジに駆け込むことにします。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。