暁の間

のらりくらりと…

涙脆すぎる

《いやぁ…勘弁してくれ》

 

いつからこうなったのだろうと、わざとブラつかせた足を見ながら首を傾げました。

 

 

 

アニメ・漫画・ゲーム・ドラマ・映画…

感動シーンもしくはシリアスシーンというものはどんな時でも高確率で着いてきますよね。

前からそのようなシーンで泣くこともしばしばありました。

しかしながら、ここまで涙脆かった覚えはありません。

 

それが物語上の話だけならまだしも、現実を生きていても泣きそうになることが多くなった気がします。

確かにストレスが溜まりすぎて、2ヶ月程前に一日だけ夜中に大泣きした気がしますが、正直なんでだったのか…。

寝不足だったのでしょうか…。

 

ただ、私が“現実を生きていて泣きそうになることが多くなった”、と言っているのはそういう話ではありません。

優しい言葉…それに条件反射で反応するようになってしまった気がします。

はたして、その言葉を受け入れて嬉し泣きしてるのか、反射でそうなってるのか、もはや分かりません。

 

幼い頃に母に言われた言葉があります。

“自分に嘘をついていたら、いつか自分が本当にそう思っているのか分からなくなるよ”

この言葉が、これほど身に染みるようになるとは思ってもみませんでした。

 

皆様も私も、まだきっと遅くないと思います。

もし自分に嘘をつきすぎて自分が分からなくなっているのであれば、時間をかけて向き合ってみるといいのかもしれませんね。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼致します。

どうぞごゆるりとお過ごしください。