暁の間

のらりくらりと…

自分を演じること

《なんか、痛いほどわかってしまった気がする…》

 

そう思いながら、二次創作動画をじっと眺めていました。

 

 

 

(これに関しては賛否両論あると思うので、何の二次創作動画かは伏せさせていただきます。予めご了承ください。)

 

 

 

皆様は自分の好きなアニメや漫画の二次創作動画を見ることはございますか?

ある曲をBGMに、あるアニメや漫画のキャラクターをその曲の歌詞にあてがって物語を作っている動画です。

私は割とその手のものが好きなのですが、昨日の夜に見た内容を昼過ぎに思い出してしまってから、落ち着きがなくなりました。

 

その内容は、自分を見つけるために入ったはずの部活で、自分を見つけるのではなく自分を演じることを覚えて、本当の自分を隠すようになってしまった人のお話です。

 

先日もお伝えした通り、私は自分に嘘をつき続けてきたような気がします。

この物語はこの状況に近いのではないかと思ったのです。

自分に嘘をつき続けてしまったために、本心なのか嘘なのか、自分でもわからず、自己分析をしても理解ができない…。

もしかしたら彼が行き着く先も同じなのではないか、そう思ったのです。

 

そこに行き着くまでの主人公の身に起こった出来事もなんとなくわかる気がするのです。

彼はもがいて足掻いてやっと自分を見つけチャンスを得ました。

しかし、他人の彼に対する憎悪・嫌悪に当てられて、その上大切な人に迷惑をかけてしまったために、チャンスを喜べなくなってしまっていました。

本当は迷惑では無いのに、それを迷惑をかけたと思い込んでしまったのです。

そして彼はそのチャンスを生かしきれず、自分を見つけられませんでした。

その代わりに、彼は自分を演じることを覚えてしまいました。

まるで、そうやって演じれば他の人に迷惑をかけずに済む、そう思っているかのようでした。

そしてそれは一種の人間不信のようにも見えました。

 

彼の場合は“自分がチャンスを掴んでしまったがために迷惑をかけた”と思っていますが、私はそこまで思ってはいません。

それでも、他人の嫌悪感に当てられて怖くなったことは多々あります。

そこから私は自分に嘘をつくことが恒常化していったような気がします。

 

環境が変わって、次こそはと思って嘘をつくことをやめたこともありましたが、それがまた裏目に出て怖くなったことを覚えています。

恐らくこれは私の元々の性格が原因だろうと思ってはいますが、それを押し殺してまで生活をする必要はなかったのではないかと今は思います。

しかしながら、残念なことにその加減の仕方が分かりません。

だからこそ、自分に嘘をつくことが恒常化し、保身に走りがちになったのかもしれません。

 

その末路が、本心か嘘か分からなくなる、といったところなのでしょう。

変わりたいと思えるようになっただけ良かったのでしょうが、まともに考えられるようになるのはもっと先のお話…。

 

果たして私はどう変わることが出来るのでしょうね。

 

とはいえ、このまま落ち込んでいるのも性に合わないので、明るい動画をみてコンディションを整えることにします。

 

私みたいに感情移入してしまうタイプの方々は、落ち込んだら一度、楽しい動画を見ることをおすすめ致します。

多少ポジティブ思考に戻れると思いますよ。

 

 

 

収拾がつかなくなってしまったので、無理やりここで切らせて頂きます。

どうぞごゆるりとお過ごしください。