暁の間

のらりくらりと…

どう見せたいか

《すごく悩む》

 

そう呟いたのは昨日の夕方でした。

 

 

 

私の欠点のひとつに“優柔不断”というものがございます。

レストランでメニューを選ぶのも、よほど気に入っているものがなければかなり悩む方です。

文房具ひとつ、シールひとつ買うだけでも30分は見ておいた方がいい…そんな人です。

 

さて、そんな私が冒頭部分に至った訳はセーターです。

この時期は安売りのシーズンですよね。

気に入っていた薄手のセーターがかなり古びてしまったので、その代わりを買おうと探していました。

ちなみに探し始めたのは12月初め頃です。

そしてその目星をつけたのは先週末のことでした。

昨日ようやく2つに候補が絞れたので、試着をすることにいたしました。

試着室に持っていったのは色もデザインも異なるもので、どちらも色もデザインもとても気に入りました。

サイズも問題なさそうです。

ですが、それらを着た時の印象があまりにも違うのです。

 

ひとつは今までの私らしい、色が明るくシンプルで可愛らしいもので、少し元気に見えるような気がします。

もうひとつは少し暗めの色味で、デザインが前者よりもっとシンプルなので大人っぽく綺麗に見えます。

 

母に見せて相談しようかとも思ったのですが、おそらく“どっちも問題ない、自分がどう見られたいかだね”と言われて終わりでしょう。

自分がどう見られたいか…今まで両親が決めてくれた服を今後はこれをしっかり自分で考えていかなければならないんだなと、服選びに苦戦する未来が見えた気がしました。

 

ここでブログを記入中にふと思ったのですが、ここは単純に着古したセーターがどちらの経路に近いかを見ればいいのではないでしょうか。

そう思って思い返すと、色の系統もデザインも悩んでいる2つのセーターのちょうど間くらいのものだということに気がつきました。

だから尚更悩んでいるのかと新しい発見にワクワクしながら更に考えると、強いて言えば後者の大人っぽく見えるセーターの方が近いかもしれないと思いました。

ただし、そのセーターの難点をあげるのであれば、脇と袖がふわふわいることと、丈が少し短いことでしょうか…。

袖口はリブでし待っているのですが、脇から袖口までは太く作られています。

腰に手を当てたら逆三角形が見事に出来上がり、少々不格好にも見えます。

とはいえ、腰に手を当てることはあまりないの出来にする必要は無いかもしれませんが。

…結局のところ、まだ決まりそうにないということだけは分かりました。

 

自分がどう見られたいか、考えたことはありますか?

自分が好きなものとどう見られたいかが必ずしも一緒ではないことだけは分かっているので、なお難しいところです。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼致します。

どうぞごゆるりとお過ごしください。