まさかのお返し
《そんな気はしてたな…》
そう思いつつ、受け取ったそれを冷蔵庫に入れました。
およそ1か月前のこと…
家の片付けをしていたところ、ふと後輩のことを思い出しました。
“彼に布教したA3!に関するグッズで売却に出す予定だったものの中に、彼が気に入ったキャラのグッズがあったはず…”
そう思うやいなや、売却予定袋を押し入れの奥から取り出しました。
彼は私と違ってガチガチのオタクでは無いため、おそらく缶バッチやアクスタは扱いに困るだろうと除外し、紙類に焦点を絞りました。
何とか見つけだした私は、それらを外から中身が分からないように色が濃いめのラッピング袋に入れ、マスキングテープで封をしました。
それをクリスマスプレゼントとして、クリスマス直前の金曜日かクリスマスが明けてすぐの月曜日に渡そうと決めました。
結局、要の上司が休養に入った関係で頭からすっかり抜け落ちたクリスマスプレゼントは、1人寂しく私の部屋でお留守番してました。
その日、家に帰ったあと直ぐにバックにプレゼントを入れました。
クリスマス明けてすぐの月曜日…つまり昨日、そのプレゼントを渡すことに成功いたしました。
売却予定だったものを自らの手で知り合いに渡せるのは正直嬉しいもので、オタクとしてのコミュニケーションの一つでもあります。
彼はオタクでは無いのですが、“グッズを集める系のオタクというものはこういうこともするんだ”と教えてみたくなりました。
これが職場では誰に対しても渡したことがないクリスマスプレゼントを渡すことになった経緯です。
その日の夜、予想通り彼からLINEが届きました。
どうやら喜んでくれたようで、安堵いたしました。
その上、今日の休み時間にもその話題になり、グッズの入手方法やコラボイベントの説明もしてみました。
少し興味を持ってくれたようで、あわよくば巻き込んで連れていきたいなと思ったのはここだけの秘密です。
時間を少し戻して、本日出社した時のことでした。
彼は唐突に疲れているかと聞いてきました。
疲れてないと言えば嘘になるので、少し疲れていると答えました。
すると、何故か彼は嬉しそうにしながらロッカーを開け、見覚えのあるものを取り出しました。
それは先日のブログでもご紹介した私のお気に入りのドリンク“C1000”でした。
それも、疲労を軽減するタイプのです。
どうやら昨日お渡ししたクリスマスプレゼントのお返しにわざわざ買ってきてくれたようでした。
プレゼントを渡した時に、何も用意してないという彼に対して“気にする必要は無いよ”と伝えてありました。
しかし後になってよくよく考えたら、「」彼は律儀な人だからきっとお返しを用意しくるんだろうな”と思い、少し迷惑だったかと心配になりました。
案の定、彼はC1000をプレゼントしてくれましたが、渡す側にも関わらず彼はとても嬉しそうでした。
あまりにも嬉しそうだったのでこちらもとても嬉しくなり、渡してよかったなと思ってしまいました。
ちなみに頂いたC1000はその後冷蔵庫で冷やしてから、午後しっかりいただきました。
やはりC1000は体に染み渡りますね…。
疲れた時はやはり紅茶かコーヒーかC1000に限りますね。
ちなみに稀ではありますが、もっと刺激が欲しい時はリポビタンDのようなエナジードリンクも飲みますよ。
…後輩には意外だと言われましたが。
それでは今回はこの辺で失礼致します。
どうぞごゆるりとお過ごしください。