カヌレと桜クッキー
《こんなに美味しいなんて!》
そう思ったのは昨日のお昼前でした。
(昨日は少しバタついてしまったので、本日更新することにしました。)
最近、土曜日は父が夕方まで居ないため、母と2人で15時頃に秘密のおやつ会を開くようになっていました。
今回もそのつもりで、金曜日にたまたま通り掛かったお店で見つけたカヌレを1つ購入していました。
(ちなみに、このカヌレはドミニクドゥーセというお店のものです。)
しかし昨日はやることがあるからと昼前に家に帰ってくることになってしまった為、おやつを含めた休日の計画が全て台無しになりそうでした。
事前に連絡がなく、当日に急にそのような話をされてしまうと計画の立て直しが難しい…
もっと早く言ってくれれば、朝から出かけてオタ活グッズを中古ショップに売りに行けたのにと機嫌を損ねていました。
本当に急なら話は別ですが、普段は絶対に入らない父の部屋専用のカレンダーをこっそり覗きに行くと、しっかりと予定が書かれていました。
事前にわかっていた証拠です。
本当に予定を一切言わない人なんだな、迷惑な人だと、母子共々怒り心頭でした。
そうは言っても、もう起こってしまったことです。
中途半端になってしまった父がいない時間をどう過ごすかと悩んでいると、母が早めにおやつを食べようと提案してくれました。
金曜日の帰宅後は父親がいなかったため、私が帰宅するとすぐに母にお土産だと言ってカヌレを預けていました。
母はそれを思い出して提案してくれたようです。
私は“昼より早く食べてしまうという手があったか!”と思い、早速支度に取り掛かりました。
カヌレは1つしか買ってないので母と半分にする予定でした。
そこに付け合せとして無印良品で購入した桜のクッキーを添えることを提案しました。
カヌレは半分に切る前に、桜のクッキーと共にお皿に乗せて写真撮影を行いました。
今回は桜のクッキーのピンク色がしっかりと出てくれました。
撮影会の後、私はふとカヌレの店に美味しい食べ方が書かれたポスター(?)が掲示されていたことを思い出しました。
レジのすぐ近くにあったため、会計をしながら写真を撮っておいたのです。
スマホでその写真を探し出すと、母にカヌレを温めるようにお願いしました。
しっかり温めてから冷蔵庫で冷やし、手で持てるくらいの温かさまで冷ましました。
すると温める前とは異なり、かなり外側がカチカチになっていました。
こんなにカチカチになるんだと思いながら、半分に切ってもらったそれを皿に取り分けて桜のクッキーも添えました。
試しに半分に切られた内側をつついてみると、プルプルモチモチした感触がしました。
私がカヌレを1度も食べたことがなかった頃に聞いた状態と同じだったので、これは期待できるなと嬉々として手を洗う母が戻るのを待ちました。
“フォークじゃなくて手でちぎったらいいんじゃない?パンみたいにさ”
という母の提案を受けてちぎってみると、確かにフォークでは切れないような硬さと弾力がありました。
少し大きめにちぎって一口齧ってみると、とても面白い食感が待っていました。
外はカリッ
中はモチッ
口に入れるとトロッととろける
そんな食感でした。
甘さもそこまで甘くなく、優しいお味で食べやすい印象を受けました。
紅茶によく合います。
私はこの食べ方を知る前に2回ほどカヌレをいただいたことがございます。
1回目はとある二次創作イベントの会場に出ていた屋台(?)で購入しました。
正直、本当にこれ流行ってるの?と思うようなイマイチなものだと感じました。
2回目は会社帰りにフラフラと散歩していた時に出会ったお店で購入しました。
これはとても美味しいと感じましたが、大人気になる理由までは正直分かりませんでした。
この2回は温めてから冷ますことを知らず、常温のままいただいていました。
今回この食べ方を知って、今までなんて勿体ない食べ方をしていたのだろうかと思いました。
もっと分かりやすく大体的に食べ方を書いておいてくれればいいのにとこれほどまでに思ったことは1度もございません。
今回出会ったお店に感謝です。
またいつかカヌレを見かけた時は是非温めてから冷やすという方法を取ろうと思います。
ちなみに、共に添えていた桜のクッキーですが、こちらもとても美味しかったですよ。
桜の香りがしっかりとしていて、甘さも程よく、サクサクッとしている、一口サイズのクッキーです。
水分が持っていかれるようなものではなく、程よいサクサク食感でした。
一口のサイズもちょうど良くて、口の中で溶ける感覚が口の中を幸せにしてくれました。
こちらも紅茶にとても合いますね。
まだ残っているので買いませんが、まだ購入出来る間に家の在庫が無くなったらリピートとしようかと思います。
また、無印良品の他のクッキーシリーズもいただいてみたくなりました。
もしかしたらそれらもとても美味しいのでは?と期待しています。
楽しみが増えてしまいましたね。
それでは今回はこの辺で失礼致します。
どうぞごゆるりとお過ごしください。