母子会(女子会)①
《すごく満喫できた!》
目を輝かせる母が眩しく見えました。
この土日は何かと忙しく、更新が止まりました。
申し訳こざいません。
けれど、そのおかげでとても充実した2日間になりました。
土曜日、予定通り母と私の女子会が開かれました。
想定外だったのは、父が朝出かけて行ったことです。
父を回避するための女子会だったため、家でゆっくりするという新たな選択肢が現れました。
とはいえ、私は母がとても楽しみにしていたことを知っています。
“ゆっくりしてもいいんだよ”という母に、私は“まぁとりあえず、ご飯食べに行こうよ”と誘いました。
かくして、予定通り女子会は決行されることとなりました。
家を出て向かった先は渋谷。
母の思い出のお店、“ムルギー”へ直行しました。
“何十年ぶりだろう…!楽しみ〜♪”
そう静かにはしゃぐ母親を私は微笑ましく思いました。
こんな母親を見たのはいつぶりだろうか…。
玉子入りカレーとドリンクを頼むと、母の思い出話が始まりました。
初来店は知り合いに連れられてきたこと、そのカレーが忘れられなくて自分で行こうとしたら迷子になったこと、その時の外観・内装はどんなものだったのか…
母は懐かしみながらキョロキョロと辺りを見回していました。
運ばれてきたカレーを見て、“前はちょっと盛りつけが違ったんだよ”と言いながら、カレーを口に運びました。
パッと目が輝いたかと思うと、すぐ目を細めて嬉しそうに笑いました。
“美味し…、懐かし〜♪”
味は変わっていないという事実を知るには十分すぎる反応でした。
私はなんだかとても嬉しくなりました。
母親が嬉しそうにしていることもそうですが、母親の思い出を共有できたこと、母親の思い出を引き継げたことがとにかく嬉しかったのです。
不覚にも泣きそうになったのはここだけの秘密です。
食後には母も注文したことがないというアイスを注文することにしました。
様々なお味がありましたが、塩アイスにすることにしました。
ほんのり甘いアイスかと思っていたのですが、いざいただいてみるとかなり甘さが控えめでした。
塩をしっかり感じますが、塩辛いといったふうもなく、かと言って甘い訳でも無くお食事に近い感覚でいただけるような、不思議なアイスでした。
アイスといっても、アイスクリームというふうではなく、感覚としてはアイスクリームとシャーベットの間のような食感でした。
ジェラートでもないですね…ジェラートよりもシャーベット寄りでした。
スパイスで火照った口の中を冷ますのにちょうどいいアイスです。
…外が騒がしいですね…
何かあったのでしょうか。
落ち着いてブログが記載できなそうにないですね…。
このままの勢いでブログを書くとかなり長くなりますし、今回はこの辺で失礼いたします。
どうぞごゆるりとお過ごしください。