暁の間

のらりくらりと…

秘密のプロジェクト 公開

《ついに公認になったか》

 

スッと何かが降りた気がしました。

 

秘密のプロジェクトが終盤を迎え、ついに公開できる段階に移行しました。

1年前から活動していた秘密のプロジェクトの正体は、ずばり“転職”です。

 

なぜこれを秘密のプロジェクトとしていたのかと言うと、職場関係の人間がこのブログをたまに見ていたからでした。

転職は達成されるまであまり公にしない方がいいことを知っていたので、ここでは伏せるしかなかったのです。

 

書類選考は高確率で通るのですが、なかなか面接が通らない状態でした。

人と対面で真面目な話をしたり、私のこと(考え)を話すのが大の苦手な私は、どんなに原稿を作っても、どんなに場数を踏んでも頭が真っ白になりました。

しどろもどろになってしまって、芯がぶれてるように見えてしまうのです。

その上、私が受けて回っていたところは異業界かつ異職種であるがために、未経験歓迎のところであってもなかなかアピールがしにくいというのも難点でした。

 

この度、ようやく受かったその転職先は異業界かつ異職種ですが、採用の方は何故か私をとても気に入ってくださいました。

私も腹を括っていつもの会社のテンションとほぼ同等の感覚で戦いに行っていました。

それが逆に効果覿面な会社だったようです。

 

要の上司に退職願いを叩きつけ…てはいませんが、叩きつけるつもりでスッと差し出すと、信じられないというような声色で苦笑いをしながらそれを見つめていました。

そっとそれを受け取って私の話を聞くうちに現実味を帯びて来たようで、ひと通り話し終わったあとの第一声が“今日はもう帰ろうかな”でした。

よほどショックだったらしく、それからしばらく苦笑いが消えませんでした。

 

要の上司は私を引き止めたかったようですが、この翌日、部長と要の上司と私の3人で面談した際、部長は私の背中を押しました。

要の上司は部長が私を引き留めようとすると思っていたらしく、その言葉を聞いて部長を二度見していました。

私は優しい部長の言葉に背中を押され、スッと何かがおりた気が致しました。

どこか後ろ髪引かれていたところがあったのでしょう。

引き止められたら戦う覚悟をしていただけに、応援してくれる部長の声を聞いて、私は安心感を得たのかも知れません。

 

その後、退職日と最終出社日が決まってから、私が退職するということが公になりました。

どなたもあまり騒ぎ立てず、今までと変わらずに接してくれたのでとても助かっています。

 

実はこのタイミングで他の方も退職することが決まったようなのですが、この話はまた後日させて頂こうかと思います。

 

 

 

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

どうぞごゆるりとお過ごしください。